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 書籍の流通は通常、出版社(およそ4400社)→出版販売会社(日販、東販、その他 −およそ30数社)→書店(およそ25600店)→読者というシステムです。

 出版販売会社は単純な思考で表現すると書籍を右から左へ運ぶだけの業務です( 実際にはいろいろと社会的責務を担ってはいますが)。さて自費出版された方が 出版販売会社経路で書店に本を並べてもらうとしたら、どの程度の手数料を支払うこ とになるのか。これも取り扱い部数と定価、書籍の形状などで異なりますが、かりに 定価1000円の本でしたら1冊当たり400部で500円、定価1500円で650円、900部で定価 1000円で380円、定価1500円で470円負担することになります。つまり筆者は出版販売 会社経営者と従業員のために1冊当たりこれだけの負担をしていることになりま す。筆者は死ぬ思いをして原稿用紙300枚の原稿を書いた上に彼らのためにさらなる 慈善をしていることになります。

 出版される書籍の70%はこうした慈善の上に成り立っています。

 しかしながら過去は過去、インターネットの普及したIT革命の時代、出版販売会 社を経路しなければ本は売れないのかという疑問です。すでに出版社のほとんどがイ ンターネットのサイトから本を購入できるようにしています。ただしこれも出版社か ら直接購入するのと書店で購入するのと定価が同じだとしたら、どこが余分な利を得 ていることになるのでしょうか。「楽天」などは出版販売会社経路の書籍を扱ってい ます。それでも読者に送料無料のサービスをするということは、インターネット経 由での販売システムが出版社と「楽天」にとってよほど利潤があるということで す。こうした出版販売会社、書店不要の流れで書店に足を向ける読者は減少、書店 は倒産、出版販売会社も倒産する時代に突入しています。

 極論すればインターネット、IT革命は出版販売会社、書店を不要とする時代で す。現状はまだまだ消滅はしないでしょうが、少なくとも衰退傾向にはあります。

 このことが筆者や読者にとって不都合なことかと考えるとそうとも言えないので す。先に述べたように出版販売会社や書店への中間マージン不要となれば、出版経 費は極端に言えば製本費だけということになります。1冊当たりの出版単価は低額 になり、このことが定価を低額にします。読者は安く本を購入できます。

 出版社→読者だけの経路となります。

 が実情は出版販売会社、書店は現状保持勢力ですから彼らに委託しているかぎりは 出版社→読者経路にはなりません。筆者の慈善を期待する、あるいはとっくに出版社 →読者経路を確立できる目処(めど)をもちながら改革の声は上げません。だれだっ て自分の首を絞めるような改革には消極的になります。小泉首相の言及する改革の 「抵抗勢力」です。

 仕方がありません。HP開設者の皆さん、本を低額費用で出版したい人達のため に一緒に出版社→読者経路を確立しようではありませんか。ボランティアです。一 銭の実入りも期待してはいけません。ボランティアと言ってもなんの労力も不要、 「平成太郎の館 推薦図書」のバナーをあなたの開設しているHPに貼るだけ。雀 の涙ほどの労力で人助けのボランティアができます。それどころか大袈裟に言えば 既存の出版社→出版販売会社→書店→読者システムを改革できる一翼を担うことに なります。とくに将来自費出版を志向されている方々はご協力ください。あなたの 出版された本を強力にPRするネットワーク。バナーを貼られた方が自費出版、共 同出版された場合はどこの出版社からの刊行でもPRします。

 このネットワークが強力に構築されたら500部、1000部程度の少部数出版でも筆者 は安心して刊行を決断できます。1サイトから5部の注文が筆者に寄せられたら、 100サイトで500部は販売できます。実際は100部程度は筆者自ら販売したり、新聞 社、図書館に寄贈しますので、売るのは400部。

 出版業界構造改革こそ真っ先に着手しなければならない庶民助け、文化向上に寄 与するものです。労力も金もかからないIT革命にふさわしい構造改革です。

 目標は1000サイト構築です。ご協力をお願いします。

 現在はサンプルとして「楽天」を活用していますが、「楽天」のビジネス支援の気持ちはありませんので、こちらは徐々に減少していきます。私が最近、読んだ本です。

 






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